[BrowserSync]PHPを保存したらブラウザを即自動リロードするツール

2024.09.12

仕事でも個人開発でもWordPressの中身をカスタマイズすることは多い。

WordPressでPHPの開発を行う際はXamppなどを用いて仮想環境を作り、ローカルで行うのが基本だ。

しかし、コードを書いて保存してもブラウザを逐一リロードして変更内容を更新する必要があり、それがかなり面倒だった。

HTMLやCSSはエディタのプラグイン(Live Serverなど)を使えばリロード不要で自動更新できるが、PHP(ワードプレス)ではできなかった。

そこで役だつツールが「BrowserSync」というものだ。

これはエディタでPHPファイルを保存(Ctrl + S)をしたら、自動でブラウザに反映させるツールで、導入後は劇的に作業効率がアップする。

今回はその導入方法と使い方をメモとして残しておく。

①node.jsインストール

BrowserSyncを使うには、まずはPC②node.jsがインストールされている必要がある。

既にインストール済みか否かはコマンドで「node -v」と打ちバージョン確認してもらいたい。

そうでなければ自身で最新バージョンをダウンロードしておこう。

②BrowserSyncのインストール

続いてBrowserSyncの本体のダウンロード・インストールを行う。

導入方法は簡単で、コマンドで「npm install -g browser-sync」を打てばオッケーだ。

③BrowserSyncの起動とファイル指定

インストールが終わったら、対象の作業フォルダやファイルを指定する。

browser-sync start –proxy “localhost/〇〇(WPサイト)” –files “C:/xampp/htdocs/〇〇(WPディレクトリ)/wp-content/themes/WPテーマ/**/*”

上記の「–proxy “localhost/〇〇(WPサイト)” 」はXAMPPで稼働しているWordPressサイトのURLに接続するためのプロキシ設定を行っている。

続いてfilesの部分にローカルで作業しているワードプレスのディレクトリを指定し、変更を監視するファイルを指定する。

ちなみに、「/**/*」はすべてのサブフォルダとファイルを監視するワイルドカードなので、この場合はテーマフォルダ以下全てのフォルダ・ファイルを自動更新できるようになる。

④リロード浮揚のローカルホストが立ち上がる

ブラウザに警告が出る画像のように注意分が出るので、はいを押すと、下記のページがブラウザで立ち上がる(http://localhost:3000/作業中WPサイト/)

これで全ての設定は完了したので、CSS,PHPファイルをCtel+Sで保存すると、自動でリロードされる。

すると画像のような「Browsersync: connecred」のポップアップが出るので、以前のように逐一リロードして表示確認をする手間が省くことができるのだ。

ちなみに、これはPHPだけじゃなくてCSSなどにも適応される。

ワードプレスやPHPコーディングと合わせて使うとかなり効率がいいので、ぜひ導入してみることをオススメする。

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