Blender MCPを使うと、Claude Codeから起動中のBlenderに接続し、シーンの中身を調べたり、オブジェクトやボーンをPythonで操作したりできるようになる。本記事では、Claude CodeとBlenderを接続する設定から、接続の確認までを順に解説する。
【MCP】Claude CodeとBlenderを連携する方法|Blender MCPの接続設定と動作確認
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必要なもの
・Blender(本記事では 5.2 LTS で確認)
・Claude Code
・uv(uvx コマンドを使う)
・Blender用アドオン「Blender MCP」
全体の流れ
1. Blenderにアドオンを入れ、MCPサーバーを起動する
2. Claude CodeにBlender MCPサーバーを登録する
3. Claude Codeを開き直して接続を確認する
Blender側の設定
1. アドオンをインストールする
ターミナルで以下を実行すると、Blender用のアドオンがインストールされる。
uvx mcp-for-blender install-addonインストールしたら、Blenderの「編集 → プリファレンス → アドオン」で Interface: Blender MCP を有効にする。すでにBlenderを開いていた場合は、一度無効にしてから有効にし直すか、Blenderを再起動する。
2. MCPサーバーを起動する
3Dビューポートで N キーを押すと、右側にサイドバーが開く。縦書きのタブから「MCP for Blender」を選び、Start MCP Server をクリックする。
サーバーが起動すると、Blenderが 127.0.0.1:9876 で接続を待ち受ける状態になる。Claude Codeはこのポートを通してBlenderを操作する。
Claude Code側の設定
1. MCPサーバーを登録する
ターミナルで以下を実行する。
claude mcp add blender --scope user -- uvx --python 3.12 blender-mcp--scope user を付けると、どのフォルダでClaude Codeを開いても使えるユーザー全体の設定として登録される。理由は後述の「ハマりポイント」で説明する。
2. 接続を確認する
claude mcp list一覧に以下のように表示されれば、サーバーは正常に起動してBlenderとつながっている。
blender: uvx --python 3.12 blender-mcp - ✔ Connected3. Claude Codeを開き直す
MCPのツールは、セッションを開始したときにしか読み込まれない。登録したら、Claude Codeを開き直して新しいセッションにする。そのうえで「Blenderに接続できる?」と聞いてみる。シーン内のオブジェクト一覧などが返ってくれば連携は完了だ。
ハマりポイント:登録したのにツールが出てこない
最初はMCPサーバーを特定のプロジェクトだけで使える設定(プロジェクト単位の設定)で登録していた。しかし、Claude Codeを開き直してもBlenderのツールが読み込まれなかった。
設定ファイル(~/.claude.json)を確認すると、設定は C:/Users/...(ドライブレターが大文字)というパスの下に保存されていた。一方、セッションは c:\Users\...(小文字)で開始していた。Windowsではこの大文字・小文字のずれにより、プロジェクト単位の設定が読み込まれないことがあると考えられる。
--scope user でユーザー全体の設定として登録し直すと、パスに関係なく読み込まれるようになった。同じ症状が出た場合は、以下の順に確認するとよい。
| 確認すること | 方法 |
|---|---|
| Blender側のサーバーが起動しているか | netstat -ano | findstr :9876 で LISTENING になっているか見る |
| uvx が使えるか | uvx --version |
| サーバーが登録・接続できているか | claude mcp list |
| 設定がプロジェクト単位になっていないか | --scope user で登録し直す |
接続するとできること
接続できたら、自然言語でBlenderの操作を依頼できる。たとえば以下のように指示するだけでよい。
「今開いているシーンにどんなオブジェクトがあるか教えて」
「受け側のキャラクターの左肘を直角に曲げて」
ClaudeはBlender内でPythonを実行して、シーン情報の取得、ボーンの角度の計測や変更、ビューポートのスクリーンショットの確認などを行う。手作業ではわかりにくい「どの軸で関節が曲がるか」を数値で調べてもらう、といった使い方もできる。
注意点
・Blenderを起動して「Start MCP Server」を押していないと接続できない。Blenderを再起動したら、サーバーも起動し直す
・MCP経由でPythonから変更した内容は、Ctrl + Z で元に戻せないことがある。大事なファイルは事前に保存しておくこと
・MCPのツールはセッション開始時に読み込まれるため、設定を変えたらClaude Codeを開き直す
まとめ
Blender MCPを使えば、Claude Codeから起動中のBlenderに直接アクセスできる。登録は --scope user で行うと、Windowsでパスの大文字・小文字が原因で読み込まれないトラブルを避けられる。
Blender側の操作方法については、こちらの記事で解説している。
【Blender】ポーズ編集を始める前の基本操作|視点操作・ポーズモード・ボーン選択・ピボットポイント設定
【Blender】R→X→Xでボーンを回転する方法|意味・使い方と変な方向に動く原因の解決方法
WordPress MCPの連携方法についてはこちら。
Claude Desktop と WordPress MCP の連携方法|AIから直接記事を作成する